タイヤは通販で購入した方が安い
以前はタイヤは店舗で買う物でしたが、今ではネット通販で買う方法も浸透してきました。
通販ですと店舗を持たない分経費が抑えられ、また全国からの注文を受けることができることもできるので安い値段でタイヤを買うことができます。
また、ネット上でタイヤのブランドやサイズ・種類などを選択して買うことができるため非常に便利です。
自分の必要としているタイヤを店舗を何軒もはしごして探す必要がなく、ネットですぐに見つけることができるのもメリットの1つです。
ただ、ネットショップの中には中古のタイヤや外国製のタイヤを扱うところも多くあり、実物が見えないので品質的な不安もあるかと思います。
特に初めてタイヤを通販する方は何を気をつけるべきかも分からないでしょう。
そこで今回はタイヤを通販する上での注意点や、実際の通販サイトの特徴をご紹介します。
タイヤを初めて通販する場合の注意点は?
初めてタイヤ通販を利用する方は、サイトの中で次の2点は注意しましょう。
- タイヤのサイズやタイプが分かりやすいか?
- タイヤの製造年など「状態」が書いてあるか?
ネット通販では実物を確認することができません。
そのため、「思っていたのと違う!」とならないようにきちんとチェックしましょう。
また、タイヤは重いものなので送料が高くなる傾向があります。
料金トラブルが発生しないように、配送料などの詳細をきちんと明確にしているかどうかという点にも注意見るようにしましょう。
例えば
- 自分がお住まいの地域の場合の送料はいくらになるのか
- まとめ買いでどれくらい安くなるのか、単品ではいくらか等
細かい点ですが、これにより実際に支払う金額が大きく変わってくることもあるのでしっかり確認しましょう。
①タイヤのサイズやタイプが分かりやすいショップとは
タイヤを選ぶ時には、夏タイヤなのかスタッドレスタイヤなのかで大きく分かれます。
ネット通販で買う場合はサイトによってはオフロード用のタイヤなどかなどのタイプ別の選択をしたり、ブランド名で選択したり、車種で選択をしたりと絞り込んで行ける作りになっているお店が便利です。
車のタイヤはそれぞれの車で適合する大きさやナットの数が異なり、サイズを間違えてしまうと使い物になりません。
サイズや適合車種などの情報をタイヤごとにしっかりと明記してあって、自分の車と用途に合った商品なのかきちんと分かるかどうかをチェックしましょう。
商品情報が分かりづらいと、自分の車に合わないタイヤを注文してしまうリスクもありますので、分かりやすい情報表示をしているサイトを選ぶことは大事です。
②タイヤが中古かどうかや、製造年がいつかわかるショップ
サイトによってもちろん違いますが、タイヤ通販ショップによってはタイヤの製造年が古いものや中古を販売しているところもあり、全く同じに見えるものが格安で買えることもあります。
通販だと実際のタイヤを見ることはできませんので、【中古】とわかりやすく書いてあったり、パンク修理跡や傷やひび割れなどがあるということをきちんと表示されていないと困ります。
タイヤが届いてからトラブルを防ぐためにも、タイヤの状態について記載があるかはもちろん、写真などで確認できるようにしているお店のほうが良いでしょう。
また、製造年がわかるところで購入するとより安心でしょう。
実はタイヤ自体に製造年が記載されています。
初めてタイヤを買う場合には知らない方が多いかと思いますので、やはりサイトにはハッキリと書かれているほうが親切なお店と判断できそうですね。
2000年以降の製造番号では、下4桁(例0117)の数字で製造年週を示しています。
最初の2桁の数字01は週(1週)を、最後の2桁の数字17は年(2017年)を意味します。
引用元:タイヤサイズ、表示の見方 | ダンロップタイヤ 公式サイト【DUNLOP】
③価格の比較をしてみる
あとは、同じタイヤをいかに安く買うかがポイントです。
同じものを買うならできるだけ安い方がいいでしょう。
通販では同じタイヤでも値段が違うこともありますので、いくつかのタイヤ通販ショップのサイトでそのタイヤをチェックしてみましょう。
ネット上で複数のお店を同時に見て、同じタイヤの価格を比較して、よりお得なお店で買えるのはネットショッピングのメリットですよね。
その際、タイヤが届いたら取り付けをお店でお願いしようとしている方はさらに、取り付け工賃のところまで見て下さい。
タイヤ本体の価格に加えて、工賃の金額までみないとタイヤ通販で買うほうが高くついてしまった、など残念なことになってしまいます。
そのため、タイヤ本体だけではなく工賃も加えて、色んな通販ショップで比較することが重要です。
おすすめタイヤ通販サイト6社をご紹介
ご紹介したように、ネット通販ではたくさんの種類の中からご自身にあったタイヤを選ぶことができます。
色んなサイトを比較することにより、よりお得にタイヤを購入することができるでしょう。
その中で、タイヤの通販サイトをピックアップしてみると、タイヤが購入出来るサイトはいくつかの種類があります。
- 店舗を持たずに通販だけで運営している「タイヤ通販」の業態。
- 店舗を持つタイヤ・ホイールのお店がネットで購入できるサイトを運営している業態。
2種類とも複数のサイトがありましたので、ご紹介します。
AUTOWAY(オートウェイ)
福岡に本社があるタイヤ通販の老舗的なサイトです。
取り扱っているのは新品だけで、中古タイヤは見つけられません。
- 国内のメジャーなブランドだけでなく、海外のブランドも扱っていて、質の高い高級タイヤから格安のお得なタイヤまで購入できるのがメリット。
- このサイトでは一律、製造から1年~3年以内の商品を適正に保管し、新品商品として販売となっていて個別のタイヤ情報では製造年はわからない。
- 購入したタイヤの取り付けをしてくれるお店を検索できるようにしていて、取り付けのことも考えた総合的なサービスを提供している。
TIRE HOOD(タイヤフッド)
三菱商事エネルギー株式会社のグループ会社「株式会社カーフロンティア」が運営しています。
- ブリジストンなどの国産メーカーや、ミシュランなどの海外のメーカーでメジャーなものを中心に「一流ブランド」として扱っている。
- 質の良いタイヤをメインとしていて、全体的には高めの価格設定となっているが、キャンペーン時には送料無料になるなどの特典がありお得。
- タイヤ取付をすぐにできるように全国に提携工場を持っていて、一律の料金で取り付けをお願いできる。
タイヤごとに使った人のレビューがデータ化されていて、評価がわかりやすいです。
タイヤ激安王
アイパーツ株式会社が運営する激安なタイヤが売りのタイヤ通販サイトです。
中古タイヤの取り扱いは見つけられません。
- 店名の通り、価格の安さを売りにしているお店で価格面での評判が高い。
- ヨコハマタイヤなどの国産ブランドもありますが、中国のブランドがメインとなっていてリーズナブル。
- 他サイトよりも少し高めの送料(1本1,890円~)を含めて価格を比較したほうが良い。
タイヤホイールカンパニー
中古タイヤ・中古ホイールの購入なら通販のタイヤ・ホイールカンパニーという店名になっているショップです。
サイトの中で新品タイヤホイールはおまかせ、といった文言がありますが、商品を検索したり会社情報を見ると中古タイヤの取扱をするショップです。
- 通販実績が10年を超えるショップで知名度も高いタイヤ通販ショップ。
- 中古タイヤの販売をメインとしていて、常に1万本以上の在庫があり欲しいタイヤが見つけやすい。
- タイヤの状態についての表示も細かくなっていて、通販でもきちんと状態を把握した上で買えるのがメリット。
オートバックス
カー用品店を全国に持つオートバックスが運営する通販サイトです。
- 知名度が高いので安心して利用でき、知らないショップで買うのが心配という人におすすめ。
- 全国に店舗があって、タイヤを持ち込んで付け替えることができる。工賃はサイズにより1,080円~
フジコーポレーション
タイヤ・ホイールをメインで取り扱うカー用品店がネットでも購入できるサイト。
- 国産タイヤをメインに扱っているショップで、質の良いタイヤを使いたいという人にぴったり。
- 売れ筋商品を期間限定でキャンペーンを張りお得な値段で売っているため、タイミングが合えば安く良いタイヤを手に入れることができる。
- 提携店の取付工賃は1本1,600円以上と他のサイトよりも高めの設定
適合するタイヤがわかりやすいサイトで選ぼう
タイヤ通販を利用するのが初めての方には、AUTOWAYやTIREHOODといったタイヤ通販専門の業態を取るお店がオススメです。
車種からタイヤを選ぶことが出来たり、適合しないタイヤを選んでしまわないよう丁寧な案内になっています。
この2つのサイトは取り付けをお願いできるお店も料金もわかりやすいので安心です。
またタイヤ取り付けを提携店では無く、自社の店舗を持つようなオートバックスやフジコーポレーションでも、問い合わせしやすいので安心してタイヤを購入できるでしょう。
一方でAmazonなどは中古タイヤやアウトレット品などもあるので、タイヤを通販で購入することに慣れている方は失敗せずに購入できるかと思いますが、初めての場合はちょっとむずかしいと感じました。